相模川のランカーシーバス 91cm

晩秋の相模川、毎年数本の90UPと1~2本のメーターオーバーの釣果情報を耳にするが、狙ってそれらを釣ることの出来る日は限られている。

色々なベイトのパターンが存在するが、やっぱりスーパーランカーが釣れるベイトパターンで有名なのは落ち鮎パターン。

僕はここ数年なんとか毎年90UPに恵まれているが、90UPを狙っていたのではなく80UP狙っていたら混じったって感じ。

遡ること9月中旬、例年なら台風がいくつか上陸してもおかしくないのに今年は全くその気配はないし、台風の発生すら例年より少ない。

上流の鮎が雨で流される事がなさそうだ。となると鮎が落ちてくるタイミングはある程度読みやすい。

そしてそれを狙って入ってくるスーパーランカークラスがルアーに喰いついてきやすい状況ってのはもっと読みやすい。

『この日だ!』ってところに有給休暇をとった(笑)

友人の何人かにもその情報を話していた。

そして11月25日、そのタイミングに合わせるように久しぶりに雨が振った。

有給前日だったが川が気になってしょうがなく目が覚めて朝の相模川に出撃!

メーターがルアーに口を使うならココだ!って思っていたピンポイントは幸い空いていた。

潮が動き始めるタイミングで直ぐに反応があったが58cm。これでもか!って位に鮎で腹が膨れている。

デカイのも絶対にいる! そう確信を持てる魚体。

立ち居地を少し変え、クロスキャストで攻めていたのをアップクロスに変えると直ぐに反応が出た!

一度はルアーを弾かれてしまったが、その次のキャスト!

『ゴン!』の後に一瞬沈黙が入る大物特有のバイト!デカシーHIT!!

その後のファイトは鈍重の一言につき、腹いっぱい落ち鮎を喰った魚体では素早さもなく短時間で上がってきた。

 

91cm。大きさ的には過去何度か出会っているサイズでメーターオーバーには大分届かないが、

スーパーランカーを読み通り獲ったこともあり過去一番記憶に残る1本、そういう意味では自己ベストの1本となった。

Report・・・Sand Walker K