千葉河川のランカーシーバス 94cm

今回の94cmは去年の9月に90cmを上げた河川で、正直この時期にこのサイズが出るとは思っていませんでした。

当日は昼間に夜の潮周り、風向きと風速を確認すると上潮で北西風の強風が吹き荒れる状態。
この状況なら上潮と風向きが一致するので河川の上までシーバスが入ってくるかもしれない、と狙いのポイントを決めていた。
そのポイントとは上潮とある条件で河川の水がぶつかる複合ポイント、良くベイトが溜まる場所。

ポイントに到着すると先行者が2名、しかし自分が狙おうと思っていた場所にではなかった。
ただ、先行者が居るという事でシーバスにプレッシャーが掛かっているかもしれない。
そう考え、ウッド製固定重心でラトル音のしないプエブロのピットブルを選択する事にした。プレッシャーが高くても実績十分だし。

1投目、案の定ルアーを引いてくるとコツコツとベイトに当たる。
それから、1投ずつルアーを流すコースや立ち位置変えながら10投位したところでリールを撒いている手が突然止まった。

「あれ?根掛かっちゃったかな?」

ロッドを煽ると根がゆっくり動き出す。
あれ、魚じゃんって感じでやり取りしていると、エラ洗いもしないし、トルクフルな引きだし、60cm位の鯉と思った。
スポーニング最中の鯉は栄養価の高い小魚を食べているので、この時期は良くルアーに食いついてくるからね。
外れろ、外れろと適当にロッドを煽りながら寄せるけど、がっちり掛かっているようで外れない。
場荒れするし、ネットは臭くなるしヤダなぁと魚にライトを当てるとデカ~。

鯉がシーバスに化けた(笑)。

仲間内でエイがシーバスに化けたって話を良く聞くけど、鯉だってシーバスに化けるんですね(爆)。
そのまま、1発で無事ネットイン。

メジャーで計測すると94cmあったけど、ガリガリ。

次なる目標も出来た。サイズも重量ももっと上を目指したい。

それもできればこの河川で…。

SIZE: 94cm
ROD : DAIWA morethan DemonHooker MT86LL
REEL: DAIWA LUVIAS 2500
LINE: DUEL X-WIRE 1.5号 + DUEL H.D.カーボン 船ハリス 5号
LURE: PUEBLO PITBULL 90F アルミ・レッドヘッドチャート

※Report・・・KAZU
※Special Thanks・・・Silvery Scale