いざ江ノ島 その1

久しぶりに電車に乗りました。
目的地までそれなりの距離があったのであえて電車を選びました。
日頃読めずに貯まってしまった本があります。
日々殺人的な忙しさの中に身を置く私にとっては通勤を電車にしてマイタイムを稼ぐことを何度も考えましたが、現在のバイク通勤に比べて時間は倍、費用は一日往復1000円オーバーでは交通費自腹世界に生きるワタクシには厳しすぎるものがあります。
さて、目的地に向かう電車に乗り、わくわくしながら楽しみにしていた本を開くと、目の前のおじさんの頭が動くことに気が付きました。
それがどうも不定期に、しかもしゃくるような動作をするので気になって読みが進みません。
かなりの角度に曲がるそのしゃくり。
どうせ動くなら一歩ごとに動くハトぽっぽのほうがまだましです。
我が本にかぶるぐらいに、しかも突然にしゃくるその動き。
来るか、来るか、と思っていると来なかったり、と思うと3連発したりで、読書どころではなくなってしまいました。
きーっっとなっても仕方がないので、だまっておじさんのシャクリ頭にしばらく付き合いました。
このひとはいつもシャクっているのだろうか。
いままで何回シャクったのだろうか。
ゴハン食べるときもシャクるのかな。映画館でもシャクるのかな。
禅を組んだらバシバシ叩かれるだろうなぁ。
などと考えて見つめているうち、そんなこんなで目的地着。
シャクリ頭のおかげで、すっかり読書時間を無駄にしてしまいました。
いざ、江ノ島へ。

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