奄美大島のアオリイカ 4.26kg

先日の3990g

あと10gの悔しさが地磯に足を運ばせる

2月6日(日)

地磯を歩きひとり闇夜に立つ

新月で明かりもなく そして風もない

だだひたすら撃つ

しかし潮は重く、さらに引かれ潮 そして激流

やりづらいうえにバイトもなく集中力を維持することも難しい

そんな状況がしばらく続いた

ようやく潮が緩み、エギをコントロールし易くなった

コレぐらいが今日のベストの流れか・・・

こんな時バイトがあればやり易いのになぁ

でも時合いはもうちょっと後かな・・・

などと考えてる時だった

「エギが着底し、ほんの少しだけラインテンションが抜ける」

ようなバイトだった

のった!

しかし・・・ 全く動かない・・・! しばらくロッドを立てたまま様子を見るが、イカのじんわりと した波動や、先日のビッグワンに感じたわずかに浮き上がる気配すらない

根掛かり? いやこの位置には根はないはず

ということはイカ?

いや・・・動かなすぎる  やはり根掛かりか・・・

しかしこのわずかな軟らかさは何?

巨タコ!!?

など考えながらロッドを何回か煽る

それでも全く反応がなく、少し場所を移動してまた煽る

この間 30秒?前後か?

もう無理か・・・ やっぱり根掛かりか・・・

とりあえずハンドドラグをかけて引っぱってみようかと思い、スプールに手をあてたその瞬間だった

ジッ ジィーーーーーーーーーーーー!!!!!

高速でドラグが雄叫びをあげる

ミズイカだ!!!

しかもこのスピード この前と同サイズはある!!!

全神経をファイトに集中させる

やはり重い重い走り

力強くそして速い

やりとりのリフトの重さからも先日のイカよりもデカイことを確信

ドラグを調整しながら全身を使って慎重にファイト

このサイズになると後半の岸際の攻防も凄まじい

そして最後の最後まで水面に浮いてこない

ずっと潜ったままだ

何度か岸際で走らせ弱らせを繰り返し、確実にギャフを撃ち込む

しっかりと決まる  が、それでもなお水面で暴れまわるモンスター

一撃で「く」の字に折れ曲がるギャフ

更なるモンスターが横たわる

充実感と喜びが込み上げる

アングラーにとっての最高の瞬間だ

翌朝 出勤前にリバティーオーシャンにて正式計量

「 4260g 」

今回は確実に4,0kg越え  悔いなし!

でも1晩経っての計量だったので、前回どころじゃないイカ汁の溜まり具合だった 笑

さあブツ持ちだー

今度は足持ちー

ヒットエギは前回と同じ 「乱舞エボリューション3.5deep」

ただし色は違い、自分的に闇夜に最も信頼のおける「オリーブレッド」

今回は自分の中で獲りにいった釣行

達成感がありました

でもまだまだ5kgもいるはず

奄美エギングの真骨頂

お楽しみはこれからだ!

ロッド:ダイワ エメラルダス ST86-M
リール:ダイワ 旧ルビアス2500
ライン:エメラルダスセンサー 0.6号
リーダー:シーガー フロロ4号
エギ:FINA 乱舞エボリューション3.5 deep オリーブレッド

みなぽん・・・ショア釣行記 奄美編 from team BIGBITE