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じめまして。東京都江戸川区に住んでおります、「立石=すちんが」と申します。主に、湾奥港湾部にてシーバスを狙っております。「エキスパートアングラー」というには程遠く、まだまだ勉強しなければならない点は多々ありますが、未熟なりに今までの経験から得たことを書きたいと思います。
港湾部のシーバッシングはアクセスがしやすく、また足場が安全だったりと、シーバスを初めて狙う人たちにも比較的とっつきやすく手軽なフィールドだと思います。しかし、いざ踏み込んでみると非常に奥が深く、新たな発見が尽きないポイントでもありますので、是非チャレンジしてみてください。





ずは服装についてですが、これはあまり気を使っていません。アフターファイブのお手軽フィッシングということなので、ジーンズにスニーカー、そして寒い時期は、ダウンジャケットなどのゴク普通の防寒対策をとっております。ただし、万が一のことを考えるとライフベスト等は装着しているに越したことはありません。また、港湾部は足場が高いポイントでもありますので、万が一の落水に備えて、そのポイントに立ったら、「まず、はしごの位置の確認(岸壁には数十mおきにはしごが設置してあるところがほとんどです)、はしごがない場所では、とりあえず確実にしがみつけるものを確認し、その位置を把握」しておきましょう。

ライフベスト&ウエストポーチに入れているもの
 


ルアー
・スナップ
・リーダー
・プライヤー(フックをはずす際に使用します)
・メジャー(計測用)
・デジカメ(小型で邪魔にならないもの)
・ストリンガー(蘇生に使用します)
・ランプ
・絆創膏、手拭など
・その他(必要に応じて携帯灰皿やライター、携帯電話など)

 
 


その他・・・ ランディングネット(60cm径でランディングに十分な長さのもの)





テンポよく探って行くますので、軽量でバットのしっかりしたものを選びます。



遠投する必要があまりないのと、取り回しさのしやすさを考えそんなに長くないもの、しかし、足場が高く、ダンパーなどの障害物が結構あるので短すぎないものを選びます。
・6.6ft〜8.0ft
・ティップが繊細で、バットのしっかりしたもの
・キャストバランスが自分にあっていて、しゃがんだ姿勢から的確にキャストできるもの



ドラグ性能がしっかりしていれば何でもいいと思います。私はシマノの2500番か3000番を主に使用します。



メインはPEの16lb〜25lb。リーダーはフロロ25lb〜40lb。ノットはシグノットにしています。
また、PEでなければナイロンラインの10lb〜14lbを使用します。






アーは主に6cm〜10cm程度のミノーを使います。また、根掛りの可能性の高いストラクチャーをタイトに攻める場合にはソフトルアーを使うこともあります。



私が好んで使用するカラーはレッドヘッドです。その他には、パール系やイエローチャート系がほとんどです。夜であれば上記のカラーしか使用しませんが、デーゲームの際はこのほかにイワシカラーなどを使用します。正直、あまり気にせず好きな色(釣れると思い込んでいる色)を選んでいます。



0m〜1mくらいの比較的浅いレンジで食わせることを意識しています。活性が高い個体であればそれ以下のレンジからでも食ってきます。バイブレーションはあまり使用していませんので、シーバスを浮かせることができなければ潔くあきらめます(笑)



タダ引きではきびきびとした動きの、タイトローリングを基本として選んでいます。また、トゥイッチ&ステイを主体とした攻め方をするので、泳ぎの安定性よりは程よいバランスの崩れ具合から来る「ヒラ打ち」や「ダートアクションへの移行」が容易なルアーを使っています。



フックはカエシを潰したバーブレスフックにしています。リリースを前提とした場合の魚へのダメージ軽減はもちろんですが、人間に刺さった場合を考慮しています。手返しをすばやくするということでもバーブレスは非常に有効です。また、サビサビのフックを使用する人がいますが、刺さりにくいフックではバラシの確立が格段に上がってしまいます。針先のコンディションには常に気を使い、早めの交換が必要だと思います。






を大にして言えることではありませんが、湾奥の海に面した港湾部のほぼ100%は基本的に立ち入り禁止のポイントです。そのポイントで釣りをさせてもらっている以上、港湾部関係者や釣り人以外の人々に対して絶対に迷惑をかけるようなことをしてはいけません。「火気厳禁ということを認識し、タバコはそこでは吸わない」「ゴミを捨てない」「自分のゴミ以外でも持ち帰れるゴミは極力持ち帰る(1個でもかまわないので気軽にポケットに入れて持ち帰る)」「守衛の人や港湾部関係者に注意されたら一言謝り、速やかに撤収する」「安全には常に気を使い、不安定な場所では釣りをしない」「台船等には乗らない」これらは、当たり前のことですが、あまり守られていないのが現状です。港湾部に入れてもらっていることを頭において、みすみすそのポイントを潰してしまうような愚行はやめましょう。あと、守衛さんや港湾関係者が近寄ってきたら軽く会釈をして「こんばんは」などと挨拶をすると、意外と注意されずに見過ごしてくれる場合があります。「人当たりはマイルドに!」が鉄則です。






湾部はそれこそ、ポイントだらけといっても過言ではありません。岸壁から突き出したダンパーの一つ一つがポイントですし、岸壁の下部に開いている穴、テトラやスロープ、ミオ筋、台船周りなどどこもかしこもシーバスが着くであろうポイントです。ただし、効率よく獲っていこうとすると私は以下のことを重要なファクターとしています。



潮時はシーバスの活性に大きく影響すると思います。潮が動いており、その潮がぶつかっているストラクチャーを重点的に狙います。



船のライトや街灯などの明暗部は最も有効なポイントだと思います。ある程度、潮時が悪くても簡単に魚を出すことができると思います。



船と岸壁の隙間はシーバスがつくにはもってこいの場所です。船からの光とダンパーや岸壁の影、また光に集まってくるベイトが非常に多く、シーバスにとっては都合のいいポイントです。隙間が狭い場合はかなり攻め辛いですが、うまく通すことができればおいしいポイントです。



港湾部において、かなり重要なポイントとして足元があります。あまり港湾部を攻めていない人はおもむろに沖の潮目や、よれなどをめがけてルアーを思いっきりぶっ飛ばすシーンを良く見かけますが、シーバスはその投げている人の足元に潜んでいることが多いのです。まず、港湾部を攻めるときは岸から垂直にルアーをキャストするのではなく、なるべく岸から際際(20cm以内)を狙って水平にキャストしてみてください。なんの変哲もない岸壁ではその足元こそが最大のストラクチャーです。釣れないよ〜といいつつ沖に投げている人の足元からシーバスを引きずり出すのはかなり快感です。港湾部はまず際から狙ってみてください。この際際の意味が判れば、どれだけタイトにストラクチャーを攻めるか、がいかに重要なのかが見えてくると思います。



延々と続く岸壁、何十、何百とあるダンパーの一つ一つをじっくり攻めることはほぼ不可能です。こんなとき、シーバスのいるポイントを簡単に見つけ出すことができるのが「テクトロ」です。しかし、この場合のテクトロは、釣ることが目的ではなく、シーバスが着いている場所を見つける目的で使用します。延々とテクトロで流した際に、バイトの連発するする場所があると思います。そこでは、なぜバイトが連発したのか?を考えると、潮があたる場所であったり、瀬があったり、水中に排水溝があったりと何かしらの要因があります。そうすれば、何の変哲もなく、差がないように見える岸壁でも、実は目に見えないポイントが転々とあることがわかってきます。あとは、その経験を基に、その場所を丁寧に攻めることができます。膨大なストラクチャーを全て集中して攻めるなんて私は無理です(笑)。これからの季節は、水温も下がり、産卵のためにシーバスが深場へ落ちて行き、厳しいシーズンですが、完全にいなくなるわけではありません。水温の高い場所や、ベイトのたまる場所など条件のいい場所を見つけ出せれば必ず爆釣できるはずです。厳しい季節に得た知識とテクニックがあれば、それを基本にいつでもどこでも通用すると考えています。
まだまだ勉強ですが・・・・




在、私はキャッチ&リリースのスタイルをとっておりますが、キャッチ&イートは否定していません。ただ、食べきれない魚まで殺すということだけはやってほしくないと思います。つまり、イート派の人たちも食べない魚に関してはリリースするわけで・・・・そういう意味ではリリーススタイルは誰にでも当てはまることだと思います。そして、リリーススタイルとは釣ったシーバスを確実に生かして返してこそ成立するものです。釣ってそのまま海へボチャン・・・ではリリースではなく、捨てているとしか思えません。そんなわけで、自分のおこなっているリリース方法を書きます。





リースを考えた場合、釣りに行く前から魚に対するダメージを考えるべきです。バーブレスフックもリリーススタイルの一部ですし、ファイト時間をむやみに長くしないために、強靭なタックルやラインシステム使用するというのもリリーススタイルの一部です。脆弱なタックルで不要なファイト時間を作るというのはその分、魚へのダメージも蓄積されますし、蘇生もその分難しくなります。私は自分のファイトテクニックがない分、タックルを強靭にして余裕を持ってやり取りができるようにしています。フッコクラスかそれ以下の比較的小さいシーバスはファイト時間も短く、あまり神経質になる必要はないと考えています。まあ、小さいとわかった瞬間に、水中でフックアウトさせてしまうこともできますし、魚体には極力触らずにリリースします。60cm以上の大きいサイズになってくると、写真も撮りたいでしょうし、しっかりとGETした感触を味わうためにランディングするわけですが、極力魚体には触れないようにします。また、魚体に触れる際には、手をぬらし十分に冷やしてから必要最小限の範囲で触れます。大きい魚になればなるほど、蘇生時間が長くなります。足場の低いところであれば魚を支えて、しっかり蘇生作業がおこなえますが、足場が高いところではそうは行きません。その場合、私はストリンガーを使用します。約5mのロープを足して延長したストリンガーをシーバスの下あごに通します、ストリンガーを通す際の穴はすぐにふさがります。そして、そのまま水中へシーバスをぶら下げて静かに戻します。最初は腹を上にして浮いたままの状態だと思います。ストリンガーを調節して顎が開いて、鰓に水流が来るようにし、ゆっくり引っ張って呼吸をさせます。これをしばらくおこなうと、自分で泳ぎ始めるようになります。自分で体勢を戻し、しっかり呼吸できるようになったら、すばやく上げてストリンガーをはずします。また、写真を撮る場合や計測する場合は、この作業後におこないます。その後、ゆっくりと頭からシーバスを着水させます。ネットがあればネットを使用してリリースします。この方法は、先輩アングラーに教わりました。また、「skid&acid」のHPでも紹介されていますので参考にしてください。この方法を知る前は、はしごをつたって水面まで行き、蘇生をおこなっていました。何時、波が来るかわかりませんし、片手で支えているだけなので大変危険です。これはやめましょう(トホホ)。



シーバス歴は結構長いのですが、ネット歴はまだ1年もたっておりません。しかし、ネットで同じ趣味を持った仲間と知り合い、その仲間たちと楽しい時間を過ごしたり、時には意見をぶつけ合ったり、しかられたり・・・しかし、新しく広がった仲間が間違っていたことの認識や、大きな知識を与えてくれました。仲間を広げすぎるのはどうかと思いますが、思い切って新たな仲間を探すことが、もっと釣りを楽しくさせるものだと思います。これからもよろしくお願いいたします。

<筆者Profile>

ハンドルネーム:スティンガー

夜間、港湾部を徘徊する闇のアングラー。ポイントからポイントへと小走りで移動する。自身のホームページではその独特の語り文調とトップページの写真が人気。RELEASE STYLEを支持。

ホームページ:Devil Stinger



 
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