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じめまして。千葉県富津市で1年中シーバスを追いかけているNOMAです。一応富津のローカルアングラーとして、私の知っている限りの知識と経験を紹介させて頂きます。これからシーバスフィッシングをされる皆さん、今後富津へ釣行される皆さんに少しでもベストシーズンにお役に立てば…。そして、この楽しいシーバスフィッシングがいつまでも続く様に、また、絶対に悲しい事故がおきない様に…、と思っています。どうぞ宜しくお願い致します。









津は他のエリアと違い、潮流が複雑に混ざり合うエリアです。半島のように突き出ている地形によって、この複雑な潮流が生まれるのです。従って潮が速いのは当たり前の事で、当然のごとくフローティングベストは絶対に着用しなければなりません。過去に釣り人だけでなく、多くの人たちがこの速い潮流によって命を落としています。ですから、フローティングベストは絶対に装備し、正確な着用方法を身に付けることが重要です。そのことを理解してこそ、富津のウェーディングの第一歩となるのです。しかし、ウェーダーやフローティングベストを着用しているからと言って油断は禁物で、富津で一番怖いのが速い潮流や深いスリット(ミオ)の数の多さでしょう。あらかじめポイントまでのルートの確認をし、次の瀬まで渡っていいのか悪いのかを【潮位時間】【風向】【気圧】で判断をします。この判断を誤ってしまえば、いくらフローティングベストつけていても、スリット(ミオ)が深くなり、帰りに渡れなくなったり、潮流の早さで一歩も動けなくなってしまって命を落とす事となります。さて、ここで事故を回避する為の【いろは】をご紹介しておきます。




フローティングベスト
自分にあったサイズを着用し、俣ひもは必ず通す。 発泡の劣化を考え1年〜2年で交換。

ウェーダー
本格的なウェーディングはネオプレーンを使用。ゴワテックス、ナイロンは切れる危険性が高い為使っていません。

アマガッパ
必ずウェーダーの外に出し、カッパの下ヒモを縛り着用。これは、転倒した場合や、波を被った時にウェーダー内に海水が入らないようにする為。

防水式携帯電話
緊急時や地震が有った場合、仲間や自宅から震源地の連絡や津波の情報が入って来る為です。又、万が一を考えて防水機能の携帯にしています。

ホイッスル
危険な状況になった時、廻りの人に知らせる為。

ロープ
深みにはまった時や足場が高い場所から海へ落ちた時、救助で使用する為。

ヘッドランプ大
ランディング用。

防水式ランプ小
ルアー交換や、メインランプの代替用として。

プライヤー大
フックを切断できるもの。

プライヤー小
フック交換やスプリットリング交換時に使用。

フィッシュホルダー

ランディング用中型まで。

ロングギャフ
大型で、かつ口がルアーで塞がっている時に使用。エイからルアーを外す時にも使用する。

防水式腕時計
ウェーディングは時間との勝負、帰る時間を誤ってしまうと事故に繋がります。

その他
デジカメ・メジャー・スプリットリング・スイベル・携帯灰皿・防水ターボライター・帽子



これは、気圧や風といった思わぬ天候変化で、思ったほど潮位が下がらない時がある為です。

気圧の変化
見極め方は非常に難しいのですが、気象図で低気圧が接近している時や、モワッとした暖かい時(湿気多い)台風が関東地方に接近している時など。

風速3メートル以上の場合は危険
夕方近くに富士山が急に見えている時は風が強くなりますので注意が必要です。



水平線を常に気にして前方の夜景が見えなくなった時や大きな波の音がした時は大型船舶の波が来ると考え、直に瀬に戻ることです。



大勢で釣行すると時はどうしても油断してしまうものです。ですから、リーダーとなる人はいつもより慎重な状況判断をしなければいけません。










陸では9.6フィート+D社の3000番代を使用ラインはPE16lb。ダブルライン+フロロ5号30cm。ウェーディングでは、8.6フィート+S社の3000番代を使用ラインはPE16lb。ダブルライン+フロロ5号50cm。やはり富津のウェーディングは流れが早い場所ですし、シーバスはそんな流れの速い場所に入っています。従って、粘りのあるバットが強い物をお勧め致します。


サイズは9cm〜12.8cm 夏前の6月7月以外は略12.8cmを使用です。今の時期は、活性が高いので12cm〜16cmまでOKです。


カラーは水色によって判断していて、できるだけシーバスに見えるカラーをセレクトしています。
濁っていれば/レッドヘッド、ブラック、赤金、レッド
透明であれば/ナチュラル系
透明で月が出ていれば/クリアー、スリットホロ


この時期から活性が高くなるシーバスにとってローリングだけでなくローリング+ウォブンロールが有効と考えます。いかにアピールの強いルアーで攻めるかが釣果の分れ目になってきます。しかし、どうしても食いが渋い場合は、潮流の流れに対してルアーが暴れすぎと考え、アクションが小さめになる様に、純粋なローリングへチェンジしています。


ポイントに応じて、干潟特有の海草に入っているシーバスを狙う時は、潮位と海草の高さを考えてそれぞれレンジの違ったルアーを用意しています。


潮流が遠ざかっている場合は、飛距離を稼ぐ為にジグを1本持っていきます。今年は潮がゆるいので、沖の早い潮流に入れ込む泳ぐジグが有効と考えます。
 

フィールドによって使い分けていますが、通常トレブルフックを使用し標準装備品より1番上げて付け替えています。又、海草内のシーバス狙いはシングルフックを使用しています。







自分自身が事故を起こさぬことが、周りのアングラーに対する最大のマナーです。
その為には・・・

◆タイドグラフで干潮時間、潮位の確認。

◆ 時間ごとの風の強さと風向きの予測。

◆ 天気図で気圧配置の確認。

◆ ポイントまでのルートの確保

深場でのポイント移動をしたら、必ず一度瀬に戻り、再度ルートを確保してからポイントへ入る事が大切です。

◆ 初めての方は決して無理をしない!

初めて入るウェーディングポイントでは、経験者に同行を依頼するか、ベテランアングラーに同行してもらう事をお勧めいたします。

ウェーディングのポイントは魚が溜まっている場所、あるいはシーバスの回遊ルートがあり、そのポイントを狙っているアングラーに対して気配りは必要です。アングラーが何処へキャスティングしているか?潮の流れはどちらの方向から流れているか?等をよく観察してから、一声掛けてポイントに近づく事が大切です。当然のことながら、大声やバシャバシャと音を立てる事、ポイントへライトを照らすなど厳禁です。






津岬は、小糸川の土砂が流出して生れた干潟です。この生命豊富な干潟に集まっているベイトや甲殻類を狙いシーバスは回遊してくる訳です。春先になれば、潮干狩り場の営業準備の為に、砂をトラックで干潟に盛りますので、この砂が富津岬の馬の背の地形を毎年大きく変化させる要素なっています。その年の潮の入り具合で地形も変わり、ポイントも変わる訳です。従って毎年明るい日中に地形の確認をする事がポイントの見極め方の第一歩となります。私の場合は、夏前の日中に1度地形を確認して、改めて、この時期の大きく下げる大潮の干潮にフィールドに入り、釣る目的ではなく、あくまでも地形の確認をする為に一通り干潟を歩きます。そして、歩きながら干潟を大きな器と考え、この器に溜まっている潮がどの様にして深場へ流れ落ちるかを観察し、どのスリット(ミオ)へベイトが流れ溜まるかを予測して、ラン&ガンで飛距離の出るルアーをキャストしながら速い流れ、遅い流れの強弱の富んだ潮流のポイントを探りチェックをしています。おおよそのポイントを確定したのちに、本格的な釣行へ入ります。もちろんこの時にはポイントまでのルートを完全に頭に叩き込んでいます。少し早い干潮前から入水し、潮の流れを追いかけながら睨んだ地形や海藻類のある場所を叩いて行きます。ここでシーバスが多くフィーデングする場所や大型が溜まっている場所を探して行く訳です。それから、ウェーディングしないと決して釣れない訳ではありません。大潮の満潮から下げ始めの潮の動く瞬間を狙えば、11月12月はサーフ際や堤防でも回遊待ちで何処でも釣れるはずですからやってみて下さい。






海の場合・・・ランディングはフィッシュホルダーをシーバスの口に入れ、プライヤーでフックを外します。シーバスの口を手に持ち替えて素早く撮影。この時、口以外は素手でシーバスを触れることのない様にグローブを水に漬けます。その後蘇生開始、頭を左右に振るか、あるいは8の字でシーバスのエラに酸素を送ります。タイミングを見ながら手でシーバスを支えて、自力で泳ぎ出すのを確認しリリース。波がある場合は深場までの間に波によって体力を消耗してしまうので、波が立たない場所まで入り込みリリースしています。

川・・・やはり、蘇生に時間がかかりますので、8の字+片手で酸素を口からエラまで送り込みます。又少し流れのある場所に移動し蘇生すると酸素を十部にエラ内部に送ることが可能です。その後緩やかな流れの中に返して上げています。正直申し上げてリリ−スしたシーバスが元気に生きているかわかりません。しかし、私は出きる限りの事はやりたい、元気に生きて欲しいと願いながら シーバスの泳いでいる後姿を見守っています。





エイについて
春先や河川の流れ込み付近は、エイが多いので十分に注意してください。不思議とエイは人間の流れのヨレに入り込んでくるので、そんな場合は慌てずに静かに離れる様にしてください。

コシについて
こんな釣り方をしていると私の様に腰を痛めて釣行ができなくなるので注意してください。真面目に…。重装備で潮位がある所を歩き続けると腰を痛めてしまいます。ウェートトレーニングなどをして鍛えた体を作ってトライしてみて下さいね。

では、漁協関係者に迷惑の掛らぬ様、ゴミは持ちかえり、楽しい釣りと安全な釣りを!!


<筆者Profile>

ハンドルネーム:NOMA

富津が地元のアングラー。ウエーディングゲームを得意とし、釣行日数は年間100日を数える。第一海保に隠れ家がある。
RELEASE STYLEを支持。

ホームページ:noma富津

 




 
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