もっと南房総のアオリイカ

前回の釣行記には続きがあり、実は家に帰らなかった。
イカの海を目の前にしてどうにも帰る気になれず、車中泊。
翌日もエギング!のもはや家出同然の連続釣行である。

さらに南下した。

予報があまり良くない。無理せず行こうと決め、恐る恐る家族に出港届けをメールする。返事はない。

出航時の天候は曇り。昼頃に気圧の谷が通過する予定で、通過さえしてしまえば安定した弱北東風のエギング日和が待っているはずの1日。がしかしポイントに向かっているとまもなく雨が降ってきた。風も強まる。時化のあとに凪が待つなら少々無理をしてでも行く。少々なら、だ。

まず水深11メートル前後の根回りへ。水温は23度。昨日より1度高い。

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6:21 200gをGET。
西風にがんがん流されるのをシーアンカーで何とかこらえながらの貴重な1ハイ。

西の空が明るくなり、予報よりもかなり早く回復の兆しが見えた。凪いでくる。ついてる。

どうせ西風で東に流されるなら最果ての西側まで行ってしまえと最西のストラクチャーへ。

するとまずパラダイス。

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7:34 350g

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7:47 350g

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7:52 350g

3ハイだけってことはないと思うんだけどぱったり止まってしまった。
群れ中でスミ吐かれたか?

移動。砂地混じりの9メートル前後から流す。このころからべったり凪いできた。むしろ凪ぎすぎだ。あとが思いやられる。

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8:33 でかモンゴ。怖い。

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8:36 300gを追加。

このあたりから潮が上げに変わる。
ダラ上げ。苦手な展開。さらに昨日から疲れも手伝って気分がだらけてくる。

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9:21 またモンゴ。でかい。

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9:47 250g ようやく釣れた。

時折顔を出す太陽に底が透けて見える水深5メートルラインに移動。自分的にはあまりいい結果を持たない苦手な浅場。だけど今日の海には引き出しが少ない。むしろ苦手な海域。ならばあえて苦手を選び引き出しを増やしたいところ。

・・・

確か岸に向けて投げた。水深は4を切っていたかもしれない。
着底は早い。現場、確かに良い根が点在している。あまりエギを移動させずスラックを残したジャークで2しゃくり。待つ。次のしゃくりでHIT。エギをひったくられた。走る。

「魚?」

とおもうぐらいによく走る。昨日今日で腕に染みついた300g級とは明らかに違う引き。これ、ジェット噴射?と思うぐらいに走り続ける。

竿を溜めてみるとやっぱり明らかにイカ。ならば、でかい(喜)

一気に覚醒した。底からなかなか引き剥がせない。
ドラグがやたら出る。昨日今日で初ドラグ(笑)

慎重に上げてくると、この時期にはあり得ないサイズ!

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やった

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1.48キロ。

このあと、同じ根でモンゴ。
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アオリイカ400gを追加して撤収。今日はもういい。計11ハイ。

夏に生まれたアオリイカはがんがん餌を食べ、一潮ごとに大きくなっていく。
今の時期のアベレージは250g~300g、いいとこ400gだろう。
温暖化の影響なのかそもそもそういった生き物なのか時々でかいのがいる。
こういう奴が春まで生き残った時、3キロや4キロサイズになるのだろう。

それなら釣ってみたいじゃないか。東京湾の3キロ、4キロ。

「え”~1.48キロ!?!? それ、間違いなく今の東京湾最大」by Uraura

今日はこの言葉を胸に、ぐっすり眠ろう。
とりあえず、1週間ぐらいしゃくらなくてもがまんできそうだ。

最後にいい夕焼けが見送ってくれた。

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4 comments on “もっと南房総のアオリイカ

  1. そういうことなのねぇ~
    ふっふっふ
    調整して連絡する!

  2. なんだろ、この嫉妬感は・・・

  3. >Movさま
    さぁ、おいで(笑)
    出遅れますぞ。

  4. sawaメソッドのおかげで釣れましたぁぁぁ
    糸も06にしたしぃぃぃ。
    sawaちゃんのお・か・げ (^_^)v
    いひひひ。

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