カブトムシの山

夏をあきらめきれず、仕入れたくぬぎ林情報を頼りに即日400kmの旅へ。

コトの起こりは葛飾の友人との「今年はカブトムシ採りがおもしろかったね~」という立ち話から。

「やっぱり遠くの山はパラダイスだったよ」

「えー??どこどこ?」

「ほー、そこそこ」

夢にまで見たくぬぎ林。
あっち照らすとざっくざく。こっち照らすとざっくざく。
そんなカブトムシ採りをしてみたいな、と常々思っていたがもう今年のカブトムシは終わり。来年はぜひ連れていってね!で締めた話のはずだった。

その夜。
松戸の友人と会ってカブトムシの話になった。

「お宅の近所にはざっくざくの林はないのかね」

「ない」

「やっぱり地方だね。」

「まだいるんじゃん?」

「今から行ってみっか?」

まるで学生のノリである。彼とはいつもそんな付き合い。最近パワーが落ちてきたみたいだったからノリ復活がとても楽しかった。がしかし夜はすでに秋っぽい。もういないかもしれない。高速道路を使って約3時間。いい年したオトナがクモに怯え、ガを怖がりながら夜中に地方の山を散策した。

結果、夢がかなった。まだいた、カブトムシ。
あっち照らすとざっくざく。こっち照らすとざっくざく。

2007-08-31.jpg

おまけに遠くまで来たご褒美。大きな「金(キン)」を捕獲。

そんなに捕ってきてどうするの?と言われるが、 まわりで喜んでくれる東京っ子がたくさんいるし、子供の保育園ではうちからのカブトムシの供給を待っている。生きた虫に触らせてくれる先生がいるんだって。イイ先生だ。なにより僕自身数釣りが楽しくてしょうがない。リリースする心の余裕がまだ生まれないんだなぁ。

でも無責任に飼い殺していくのはイヤなので180cmサイズの大きな衣装ケースを幼虫用に3つ買って、捕れた卵はぜんぶ孵すことにした。すでにかなりの数の幼虫が生まれており、100をカウントしたところで数えるのが面倒になった。

来年はあふれるほど産まれてこい。

6 comments on “カブトムシの山

  1. とりあえず、飼いすぎですから(爆)
    今度、近場でご一緒しましょう♪

  2. おかげで森の見かたが変わったわ(笑)

  3. それはどこの森なんだーー??
    今年は、3匹しかとれなかったぞ・・
    何回も採りに行ったのに、、

  4. ボクもそう思います(笑)
    来年は60cm水槽程度じゃ足りなさそうなので、禁断の「決して崩されることのない屈強のレイアウト、巨大鉢植えを金網で囲んでみよう」を整えてみようかと本気で考えとります。

  5. 翌日、朝行ったらスズメバチがいっぱいいました。
    水牛型のアカも捕れたよ(^^)

  6. ごくろうごくろう。
    じいちゃんちの裏のあたらしい公園に・・・・&%$$#”

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