相模川のランカーシーバス 95cm

前回の91cmを獲れた釣行から2日後の27日の夕方からまとまった雨が降り始めた。

落ち鮎パターンもこの潮で終わるかもしれない。そう考えるといてもたってもいられなくなり、28日の早朝に再び川へ向かった。

上げ潮で川の流れが相殺されてしまわないか心配したが、恵みの雨で勢いを増した川の流れはかろうじて上げ潮に勝っていた。

流れの筋が色濃く浮かび上がり、流されまいと流芯から非難してきた落ち鮎がピチャピチャと岸際で騒いでいる。

非難し損ねた鮎をシーバスの口元に送りこむ!そんなイメージでルアーを流していく。

流芯からルアーが出るか出ないかの瞬間・・・

『ドゴン!』と重量級のシーバス。

前回の魚同様に鮎を喰いすぎて緩慢な動きになっていて特に走ることもなくとにかく重い。

目測80cm台中盤位のシーバスはズリ上げ時にフックアウトしてしまった。

あれだけの重さのシーバスをフックの刺さり具合を確認せずに強引にズリ上げに入ったのは致命的なミス!

しかし雨後で高活性の川はその後もうワンチャンス与えてくれた。

立ち居地を少しだけズラして先程同様に流芯からの非難し損ねた鮎を演出してやる・・・

『ズン!!!』

とヒット!これまた重さがありなかなか寄ってこない、けどその割りに走りもしない。

ただその場でデカイ頭を振り続けるようなファイト。

大きさの割りにファイトタイムは1分とかからずに無事にランディング。

 


見た瞬間『でかっ!!』と思わず声が出たのは自己最高の95cm!

秋に入ってからの久しぶりの雨と潮周りの良さが重なって過去最高にエキサイティングな1週間でした!

Report・・・Sand Walker K