相模川のランカーシーバス 92cm

81cmを釣った日から雨の1日を挟んでの釣行。
僕の中では雨=活性が高い って舞い上がっていたが、よく考えてみると季節は12月。
確かに雨で急激に川の水温が低下してしまえばシーバスの活性は激下がりかもしれない。

釣行前にタイプの違うバイブレーションを2種類購入してから川へと向かった。
ポイントは川のメインの強い流れにルアーが届く場所を選択。相模川はほとんど護岸されていないので全体的に一律な流れではなく、川幅に対して茅ヶ崎・寒川岸か平塚岸のいずれかに流れが偏っている場所が多い。川幅のど真ん中=一番深いというわけではない。
そんな川でも水深のある場所を狙えるポイントは少ない。

20:15 釣行開始。

水量は気持ち増えていて濁りもほんの少しだけ入っている。しかし先日と比べると水温が低い気がする。
まずはいつもどおりにTKLMやバレット中心に攻めてみるが反応はない。

流れはあるが、ただ流れているだけって感じ。もう少し潮位が下がってくれば流れにメリハリが出てくるのだろう。本命のポイントを10分ほど打ってそこは休ませておく。

少し下流に移動して丁寧に探っていく。
・・・・全く反応がない。 が、時折ベイトが逃げているような波紋が出ているのでシーバスは居るのかもしれない。

1時間30分程して潮位が良い感じになってきたので元のポイントに再度入ってみる。
流れもだいぶ出てきた。先日ランカーを引っ張りだしたプライアルバイブを投げてみるが反応はない。
流れが強く、バイブレーションが水を受けすぎてどうしても浮いてしまう。活性が高かったら問題ないのだろうが今日は喰ってこない。

釣行前に購入してきたジャッカルのバイブレーションにチェンジ。
プライアルの小型とほぼ同サイズながら少し重い。しかしながらレンジバイブのようなシャープなヘッドではなくフラットなヘッドなのでスローな釣りでもレンジをキープしやすい・・・・と思って購入。
出てこないのならシーバスの口元まで運んでやろうという作戦。

流れに乗せながらスローに流心を横切らせる。その数投目・・・

『ドッ!!!』ルアーの動きを止めるような感触でヒット!!

『グ・・・・グググ・・・』徐々に竿を絞り込んでいくように重さが伝わる。

『デカイのか?流れが強いだけか?』      『ドン!ドン!ドン!!!』

水中の首フリがデカイ!良型だ!! 下流に走るわけでもなく、上流にのぼるでもなく、とにかくその場に居続けるような鈍重な引き。
距離がなかなか縮まらない・・・・

『ブッ!』フロントかリアのフックが外れる感触が・・・ヤバイ! 早く寄せたいが無理はできない!

慎重に慎重に寄せてきたら今度は・・・

『ズズズ・・ズ・・・』水中の何かに擦れる感触・・・・・あわわわ・・・・・ヤバイ!ヤバイ!!(゜ロ゜; 三 ;゜ロ゜)

『ズン・・・・・』  あっ・・・・・何かに潜られた・・・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

動かない・・・・・・・数秒なのか数分なのか、とても時間が長く感じられる。このままでは獲れない・・・・一か八かでリールのベールを起こしてラインテンションをフリーに!!
磯釣りや根魚釣りではみんな良くやるテクニック。テンションをフリーにして魚が根から出てくるのを待つ。

・・・・・・・・・(・_・;)

出てきた~!!!再び『ズンズン!!』始めたε= (・c_,.。A)フウー
まずはとにかく浮かせる!そしてロッドを水中に突っ込みエラ荒いに備える!かなり手こずってしまったがなんとか無事にランディング。

『デカい!!メーターいったか!?』
と一瞬思ったが長さはそんなにないが、とにかくマッチョなシーバス。

相模川では自己ベスト、自分の中で歴代2位の大きさの92cm!長さ以上に体高の高さに見とれてしまう・・・
リアフックは伸ばされて外れていたが、フロントフックが3本とも口の中でフッキングしていたのが幸いした。

1シーズンに90UPが2本も取れるとは思っていなかったので今シーズンの湘南エリアのシーバスの多さに僕もビックリしている。

K・・・Sandwalker