山陰某運河のランカーシーバス 97cm

11月26日 深夜 たしか大潮?

こちら山陰も例年より遅めのランカーラッシュで沸いています。
人気ポイントは、釣れるものの痩せ型が多い(人も多い)のでこの日は重量級も期待できる、人もほとんど来ない、お気に入りのポイントに出かけてきました。

ポイントに着くと、いつもより水位が低く、潮もゆっくり上げている状態。まずは、モンク180で水面チェック。

「最近、急に気温が低くなったのでトップは、厳しいかなぁ」と思いナガレ130のジャーキングに変更。

その後、ドンク130・アルバ150とレンジを下げてみるもののアタリません。
潮もガンガンに流れてきたところで、ニンジャ140で底を探る事に・・

このルアーは一年ほど前、原工房長からプロトタイプを頂き衝撃を受けたルアーで、沈めてトゥイッチを入れると縦に浮上するんです、まるでハゼが底からビックリして飛び出すように・・ 昨年は、これでかなり良い思いをしました。

すこし上流にキャストし、沈めてからロッドを立てて2回トゥイッチ、ほとんどラインは、巻かず、また沈めてトゥイッチ、流心を外れたところで

「ゴンッ」

いつものパターンでヒット! 60クラスを無事キャッチ。

次のキャストも同じコースで連続ヒット!今度のは、しっかりした重量感。

かなり時間もかけ「もう、いいだろう」とすこし強引に寄せに掛かった時、まだ元気マンマンにエラ洗い、デカイ!と思った瞬間、フーと軽く・・・・

寂しくニンジャ140だけが帰って来ました。フックチェックするとすこしあまくなっていたので、もう一つのニンジャ140にルアーチェンジしてキャスト再開。立ち直れない気分のまま同じコースを流した数投目、

「コツッ」

と小さなアタリ。
反射的にアワセを入れると、すぐに水面に出て「ゴボッゴボッ」 と大暴れ!これもかなりデカイ。

「神様がもう一度チャンスをくれたんだ」(笑)

と思い、さっきより慎重にやり取りを、三度ほど走らせエラ洗いも治まった頃ゆっくりと寄せにかかる。

目の前まで来ると

「やばい、テールフック一本しかかかってない」

失敗は、許されない。ボガグリップを持ち手を伸ばす・・
がっちり、下あごをつかんだ時、一気に緊張から開放されました。

ボガグリップの目盛りを見ると16ポンドを超えている。
自己ベストの7.2kgを9年ぶりに記録更新!

思い出に残るシーバスとなりました。

ルアー・・・・・ニンジャ140(原工房)
ロッド ・・・・・リップル 762MH
リール ・・・・・シマノ
ライン ・・・・・ナイロン・16ポンド
リーダー・・・・フロロ8号(25cm)

※REPORTED by 変態くすり屋

SPECIAL THANKS  原工房